Alfa159のパワステオイル漏れ

Alfa159で早速トラブルが発生したので備忘録として・・・

納車から2週間たって、パーキングスピードの時にシャリシャリという感じの異音が聞こえるようになった。ミッション系のトラブルが頭をよぎったが、シフトショックが激しくなるような症状もなく普通に走行できるので、自走してプラウディアに持ち込んで診てもらった。(Tさん、急な依頼をきいてくださってありがとうございました)

原因は触媒の手前にあるフレキシブル排気パイプ保護カバーの内部緩衝材が劣化してバラバラになっており、低回転域の振動に共振して異音が出ているとのこと。3.2 Qトロニックにではよくある症状らしい。ただ、交換は難しいので保護カバー自体を外側から締め付けて症状を軽減させる処置を施して様子をみることになった。

ところが、この時にリフトアップしてみたら、フロントのアンダーカバーからポタリポタリとオイルが漏れていることがわかった。もともとこの個体はパワステオイルをフルードポンプに供給する部分の高圧パイプを止めているバンジョーボルトが劣化してオイル漏れが発生しており、その際に漏れたオイルがローワーシャシーのフレームに溜まっていたため(交換修理済み)、しばらくの間、それがこぼれてくる可能性があることは知らされていた。ただ、この時は時間も限られていたため、オイル漏れが上記の残存分なのか、別の原因なのかの判断がつかず、オイルを補充して様子を見ることになった。

自宅に戻り、数日間様子をみたところ、パーキング時のように圧がかかると漏れが発生することが確認できたので、再度点検を依頼し、昨日(8月7日)に工場に持ち込んだ。

機関部のアンダーカバーを外し、あれこれ調べてもらった結果、同じパイプのもう1箇所の接続部のワッシャーが劣化して隙間が出来てしまった結果、オイルが漏出していることが判明。このワッシャーを交換してもらうことにしたが、エンジンが冷めないと作業が出来ないため、昨日は短期入院ということになった。なお、これは159でよくあるパワステのフルードパイプ劣化ではないとのこと(アンダーカバーを外した姿はめったに見られないので、参考のため写真を撮っておいた)。

社用車?のプントEVOで小机まで送ってもらい、電車で帰宅。

その後、本日夜にプラウディアから連絡があり、処置が完了し漏出が止まったことを確認したとの連絡があった。明日受け取りに行く予定。

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159の機関部カバーをはずしたところ

 

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外したアンダーカバー 濡れているのが漏出したパワステオイル